兵庫県加古川市平荘町中山
『兵庫県の山』 権現ダム湖1周のウォーキング前に周辺の低山に登ってみたが、これが意外に手強かった。
権現ダム湖の低山歩き
”権現ダム湖”の周囲は全長約10kmらしいので、当初はウォーキングでで1周しようと思っていたが、権現ダム湖の周囲には低山が沢山あり、地図にも登山道が描かれていたので、低山巡りをしてから権現ダム湖を1周する計画に変更した。
予定した3つの低山には送電鉄塔までは歩き易い関電巡視路が通っていたが、それ以外の登山道は踏み跡こそあるものの、シダ、ササに覆われて、そこにイバラが混じり、強烈な藪扱きを強いられた。
山頂にこそ、私設の山頂表示があったが、道標、ナビテープは無く、道間違えで山を下りてしまい、登り直しをすることにもなってしまった。
権現山へは登山道の取付き点が判らず、最後まで関電巡視路を歩いてしまい、結果、権現山はパスすることになってしまった。
低山巡りだけで時間を取られてしまい権現ダム湖1周は諦めた。
権現ダム湖の山歩き
山歩きの対象としては通常の山歩きの標高の1/10程度の山であり、軽く散歩程度に考えていたが、半分は関電巡視路であり、半分は薮扱き道であったので楽しくハイキングとは行かなかった。
権現ダム湖1周ウォーキング
今日の目的であったダム湖1周のウォーキングは山歩きで予想以上に時間を使ってしまったので、今日のウォーキングは中止して次回にリベンジすることにした。
権現ダム湖の低山歩き
Road Map :県道79号が権現ダムに上がる手前で第一ダムの左側
に上がる狭い市道に入る。。
Route Map:関電鉄塔巡視路以外は薮扱き道となる。
周回時間:4時間丁度(その内湖岸道路歩き20分)
西原山 136m
大谷山 154m
権現山 194m
送電鉄塔までは整備された関電巡視路があるが、それ以外は薮扱き道となる。
プラ階段で整備された関電巡視路に入る。
この時点では全ての登山道が同様の状態と思っていた。
第一ダムの横に駐車場があるが、それより先に進んだ
関電巡視路入口に近い駐車場に車を停める。
樹林が濃くて ”権現ダム湖”は見えていない。
緩やかに登る快適な道で始まる。
鉄塔下から南方向に山が見えていたが、
これが ”西原山”のピークを見ているのかは不明である。
送電鉄塔番号は判らないが、最初の鉄塔に着く。
権鉄塔下からは ”権現ダム湖”の展望が開けていた。
古いナビテープもあったので、これが登山道で間違いなさそう
であるが、ササを掻き分けないと踏み跡は判らなかった。
関電巡視路は鉄塔下で終わり、次の山への登山道が無くなって
しまった。 引き返そうかと思ったが、シダを掻き分けてみると、
地面にははっきりと踏み跡が残っていた。
薮扱きを続けて行くと、ピーク感の
まったくない所に山頂表示が出て来た。
手作りの私設の山頂表示板であろうが、
これが無ければ山頂を求めて徘徊していただろう。
”西原山”のピーク?を抜けて西に進んで行くと、
平荘町の田畑が見えて来た。
ササ原の凹みで大体の踏み跡の位置が判る様になった。
ササの背が高くなり、困難な藪扱き道が続く。
ササ原の下の踏み跡はしっかり付いていた。
途中に3種類のナビテープが巻かれた木があったが、
少し覗いてみると権現ダム湖への下山路の様であった。
目標となる次の鉄塔が見えて来た。
鉄塔下からは ”権現ダム湖”を見ることが出来たが、
随分と遠くになってしまった。
鉄塔下に着く。
鉄塔下からは巡視路が始まり(終わり)、
ラッキーと巡視路を歩き始める。
巡視路を快適に下って行くと、臭い匂いで判る ”堆肥工場”が
見えて来た。 ここは年2回程、堆肥を購入しに来ている所で、
方向がまったく違う所に下ってしまい、明らかに道間違いだと判る。
道間違いには気付いたが、巡視路がどこに出るのか
知りたくて最後まで下ってしまう。
巡視路は堆肥工場の近くに下ることは判った。
巡視路を離れて沢側に下ってみる。
沢には昨日の大雨で水が流れていた。
沢に沿って上って見ると、公園の様な広場に出た。
更に上って見ると造成地工事をしている様なエリアに出た。
この上の台地には工事車両が行き来していた。
登山道に戻る為に右手の薮山に進路を変更する。
薮扱きを続けていると広い道に出た。 よく考えると道間違いで
下山して来た巡視路であった。 登り返して登山道を探す。
ナビテープを見付けたが、先を見るとまったくの薮道であった。
道間違い個所まで登り返し、先を見ると2つの鉄塔が見えた。
さて、どちらの鉄塔に向かえば良いのやら・・・
一瞬、開けた所があったが、再び藪の中に突入して行く。
次の鉄塔に到達する前に ”大谷山”への脇道に入る。
”大谷山”からは先に進まず、分岐点まで引き返す。
薮山でピーク感も展望も無い ”大谷山”にも
私設の山頂表示板があった。
鉄塔下から、先ほど登った ”大谷山”を見る。
色彩の良い鉄塔に向けて下って行く。
鉄塔下から少し離れた 権現ダム湖”を見ることが出来たが、左端に小さく見覚えのある
小野アルプスの難所である ”紅山”が見えていた。 直線距離で2.4kmの距離である。
”紅山”のスラブは実際に歩いても急峻で下りは危険であるが、
ここから見るスラブはハイカーが歩けるとは思えない程に急峻に見える。
歩き易い巡視路で湖岸道路まで一気に下る。
湖岸道路に出る。 周辺には少し遅い紅葉が見られた。
車で ”城山登山口”まで行く為の道標であるが、
登山道を縦走しても”城山”に行ける様だ。
”権現山”への登り口を探す為に ”城山”へ向かう道に入る。
登山口としての表示は無かったが、方向的にこの道であろう
関電巡視路をがあったので入って見る。
”権現山”への登山口を探しながら舗装道路を歩いて行く。
関電の送電線に沿って巡視路が伸びていた。 ”権現山”への分岐を
探しながら歩いて行くが、見逃しているのか分岐が見付からない。
関電巡視路を進んでいると ”権現山”には登れないので、登山道の
分岐を探しながら歩くが、それらしい分岐が見付けられなかった。
そろそろ登山道分岐が見付からないと湖岸道路に出てしまう。
薮扱きで ”権現山”へ直登する手もあるが、
もう、これ以上の薮扱きはしたくなかった。
ここの巡視路からも少し近くになった ”紅山”が見えていた。
”紅山”に過去5回登っている。 1回目 ”2005年12月03日”
関電巡視路は湖岸道路に出る。
”権現山”の登山道分岐が見付からないまま、下り道に入って来た。
入り江が多く、距離が長い湖岸道路を駐車地に向けて戻って行く。
低山歩きに予想外に時間が掛かってしまったので ”権現ダム湖”
1周のウォーキングは見送った。 次回の楽しみに残しておく。
湖岸道路側から関電巡視路の入口を見るが、
何の表示板も立っていなかった。
何故か水鳥の姿がなかった。
累計4時間丁度で駐車場に戻って来る。
車で ”権現第一ダム”に行ってダム堰堤から ”権現ダム湖”の全体を見る。
小さく ”紅山”も見えていた。